「弥生会計の中でも、どのソフトがおすすめなの?」
「それぞれプランの違いはなに?」
経理処理で幅広く使われている弥生会計。プランがたくさんあって、どのプランを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
本記事では、多くの種類がある弥生のプランを料金や機能まで比較し、おすすめプランや違いについて解説します!
弥生のプランを紹介!
弥生会計の中でもどのプランを使えばよいか悩む方も多いと思います。
弥生会計は、クラウドアプリ「弥生オンライン」とデスクトップアプリ「弥生㉒シリーズ」の2つに分かれ、会計用ソフトや確定申告ソフト、給与計算ソフトなどシリーズ全部で12のソフトがあります。
その中でも個人事業主向けの「やよいの青色申告オンライン」「やよいの白色申告オンライン」という会計ソフトを詳しく解説していきます。会計ソフトでお悩みの個人事業主の方必見です!
やよいの青色申告オンラインのプランを比較!
やよいの青色申告オンラインのプランによって、できることや機能が変わります。まずはセルフプランで1年間無料で使ってみてプランを上げることをおすすめします!
青色申告 | |||
セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
初年度料金 | 0円 | 6,900円/年 | 12,000円/年 |
月額料金 | 8,800円/年(税抜) | 13,800円/年(税抜) | 24,000円/年(税抜) |
取引入力などの基本機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
確定申告書類の作成・出力 | 〇 | 〇 | 〇 |
銀行口座やクレジットカードとの連携 | 〇 | 〇 | 〇 |
領収書やレシートの自動仕訳 | 〇 | 〇 | 〇 |
取引・残高・損益・貸借レポート | 〇 | 〇 | 〇 |
操作サポート(電話・メール・チャット) | ー | 〇 | 〇 |
業務相談(仕訳・経理業務・確定申告・消費税改正・マイナンバー) | ー | ー | 〇 |
サポート対応時間延長(確定申告時期) | ー | 〇 | 〇 |
画面共有サポート | ー | 〇 | 〇 |
WebFAQ(よくある質問) | 〇 | 〇 | 〇 |
①セルフプラン
料金は8,800円/年(税抜き)です。とにかくコストを抑えたい方はセルフプランがおすすめです。初年度は無料で利用することができます。
個人事業主で本業に時間を取りたい方や簿記の知識がない方、数字が苦手な方でも日付や金額など基本の数字を入力するだけですので、簡単に使いこなすことができます。また基本機能に加え、確定申告の書類も作成することができます。
②ベーシックプラン
料金は13,800円/年(税抜き)です。困ったときにはいつでも相談に乗ってほしいという方はベーシックプランがおすすめです。ベーシックプランは初年度6,900円/年で利用することができます。
こちらはセルフプランに電話、メール、チャットサポートの機能がプラスされます。セルフプランと比較すると、何かあったときや経理処理・パソコンが苦手な方にとっていつでも安心なプランになっています。
③トータルプラン
料金は24,000円/年(税抜き)です。相談機能やサポート機能がもっと充実している方がいいという方はトータルプランがおすすめです。トータルプランは初年度12,000円/年で利用することができます。
こちらはベーシックプランに加えて業務や確定申告、消費税、マイナンバーなどについての相談をすることができます。業務についてのヘルプデスクが充実していると何かあったときにすぐに対応できてより安心ですね。
やよいの白色申告オンラインのプランを比較!
やよいの青色申告オンラインのプランによって、できることや機能が変わります。まずはセルフプランで1年間無料で使ってみてプランを上げることをおすすめします!
白色申告 | |||
フリープラン | ベーシックプラン | トータルプラン | |
初年度料金 | 0円 | 4,600円/年 | 8,400円/年 |
月額料金 | 0円 | 9,200円/年(税抜) | 16,800円/年(税抜) |
取引入力などの基本機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
確定申告書類の作成・出力 | 〇 | 〇 | 〇 |
銀行口座やクレジットカードとの連携 | 〇 | 〇 | 〇 |
領収書やレシートの自動仕訳 | 〇 | 〇 | 〇 |
取引・残高・損益・貸借レポート | 〇 | 〇 | 〇 |
操作サポート(電話・メール・チャット) | ー | 〇 | 〇 |
業務相談(仕訳・経理業務・確定申告・消費税改正・マイナンバー) | ー | ー | 〇 |
サポート対応時間延長(確定申告時期) | ー | 〇 | 〇 |
画面共有サポート | ー | 〇 | 〇 |
WebFAQ(よくある質問) | 〇 | 〇 | 〇 |
①フリープラン
料金は無料です。白色申告のフリープランは料金が次年度以降も無料なので、なるべく経費をかけたくない・基本的な取引入力機能と確定申告書類の作成などができればいいという個人事業主の方におすすめです。
ただ、サポート機能がついていないのでご注意ください。
②ベーシックプラン
料金は9,200円/年です。白色申告のベーシックプランは初年度4,600円/年で利用することができます。
こちらはフリープランに電話、メール、チャットでのサポートがプラスされます。
③トータルプラン
料金は16,800円/年です。白色申告のトータルプランは初年度8,400円/年で利用することができます。
こちらはサポート機能が充実していて、青色申告のトータルプランと同じく業務ヘルプデスクを利用することができ、もしもの時に安心のプランとなっています。
弥生オンラインの特徴は?
弥生会計オンラインのテーマは経理をもっとかんたんに。とってもやさしい弥生の会計ソフトです。そんなクラウド会計ソフトの特長を詳しく見ていきます。
①誰でもかんたん操作
経理といえば簿記の知識が必要ではないかと思う方も多いのではないでしょうか。弥生会計オンラインを使えば、日付や金額を入力するだけなので簿記や経理の知識がなくてもかんたんに使用することが可能です。
収入・支出など項目が分かれていたり操作が分かりやすくなるような画面表示やアイコンになっていたり、家計簿感覚の要領で入力から帳簿や決算書類の作成まで初めての方でも誰でも使いこなすことができるようになっています。
②シンプルな機能構成
弥生会計オンラインは、他の有名なクラウド会計ソフトと比較すると構成がとてもシンプルなところが特徴です。会計機能に特化しているため、初心者も経験者も使用しやすく、使い続けやすいソフトになっています。
例えば個人経営の方の中には家族で経営を行う方も多いでしょう。家族間で簿記の知識がある人とない人、どちらの人も混乱することなくソフトを使用することができます。
③お金と時間の節約
弥生会計はAIを駆使しているため銀行明細、クレジットカードなどの取引データを自動で取り込み、自動で仕訳するので入力する手間が省けます。
大変で難しく感じていた会計処理を経理の自動化機能で作業の時間を大幅に削減することができます。手動入力して後から間違いを見つけ出す作業はとても大変で時間がかかりますよね。弥生会計は手動での入力ミスを極限まで減らし、業務効率化につなげることができます。
また弥生会計オンラインは無料で全ての機能を使うことができるキャンペーンを実施しています。無料キャンペーンサービスの内容は下記にて詳しくご説明いたします。
④弥生会計を使う税理士・会計士が多い
弥生会計に対応できる税理士・会計士の数は11,000以上です。データの共有などはもちろんのこと、もしもの時トラブルなどが起きた場合にすぐに身近な税理士・会計士に相談することができます。分からないときや不安な時すぐに対応できることは大きなメリットになりますね。
また弥生会計では税理士と会計事務所の照会サービスを実施しているため、これから起業を検討している方や経理業務でお困りの個人事業主の方にもとても便利です。
⑤サポートの質が高い
弥生オンラインは、サポートの質が高いことも特徴の一つです。
画面操作の共有をしながら分からないところを説明してもらうだけでなく、経理や仕訳などに関する業務やマイナンバー制度に関する相談、消費税改正に関する相談ができるなど、サポートの質がかなり高いと言えます。上記2つの料金プランでこれだけの相談・サポート体制が整っているのは弥生会計オンラインならではですね。
このサポート体制をうまく利用すればコスパもかなり高いです。分からないことがあったとき、積極的にサポートに問い合わせをすることができるのはとても安心できます。
⑥圧倒的シェア
弥生会計は23年連続売上1位の会計ソフトです。初心者からベテランまで多くのユーザーに支持されており、弥生シリーズの登録ユーザー数は250万を超えています。
そしてお客様満足度94%と誰にでも分かりやすく使いやすい、初心者への優しさ溢れた設計になっているところがシェア率No.1の理由の一つといえるでしょう。
弥生会計には無料サービスがある!
比較をすると、どのプランでもすべての基本機能を使うことが可能です。
初年度に利用料金がかからないキャンペーンサービスもあり、起業したばかりの個人事業主の方にとっても手軽に使うことができます。
①基本機能
取引入力や決算書類の作成、領収書・レシートの自動仕訳、取引・残高・損益・貸借レポート、銀行口座・クレジットカード・POSレジとの連携などの機能があります。
青色申告のセルフプランと白色申告のフリープランと比較するとベーシックプランとトータルプランはこれらに加えサポートや業務相談などの機能があることが大きな違いです。
②サポート
サポート機能の中には、電話・メール・チャットでの操作サポートや画面共有サポートなどがあります。青色申告も白色申告もベーシックプランとトータルプランは通年サポート対応可能なので、そちらが青色申告のセルフプランと白色申告のフリープランとの大きな違いです。ベーシックプランとトータルプランを比較すると、トータルプランにのみ業務相談のサポート機能がついています。
仕訳、経理業務、確定申告、消費税改正、マイナンバーなど、難しいことや日々の業務についても相談に乗ってくれるので経理業務の負担も減り安心して利用することができます。
※青色申告のセルフプランと白色申告のフリープランは他のプランと比較するとサポート機能はついていません。
③消費税に関わる機能
まずは必要事項の設定・入力をし、仕訳データをもとに税区分ごとの集計を出すことができます。また、消費税申告書もすばやく作成できます。
④レポートの作成機能
入力した伝票を集計して、売上や仕入、在庫、生産などに関するレポートを作成することができます。月ごとの売上や売れ筋商品の確認、請求先からの入金予定など経営管理に必要な資料として活用することも可能です。
⑤請求書の作成機能
帳票類作成のためにレイアウトテンプレートがあります。そちらから選んでデータを入力していきます。あらかじめテンプレートが用意されているのでフォーマット選びに苦労することもありません。
⑥決算書の作成機能
決算の手順に沿って、かんたん3ステップであっという間に決算書類の作成をすることができます。まず減価償却費の計算をし、次にそれ以外の決算整理をして当期純利益の金額を確定させるなど、初心者の方にとっては難しく感じる処理が多いかもしれません。
ですが弥生会計の機能を使えば、スムーズに書類作成できること間違いなしです。また決算の処理が完了していなくても、これまでのデータをもとに決算書類を仮作成してダウンロードすることも可能です。
弥生会計はこんな方におすすめ!
上記にて弥生オンラインの特徴や機能について確認できたかと思います。
ここからは、それを踏まえてどんな方におすすめな会計ソフトかをお伝えしていきます。
①経理初心者
弥生会計のテーマでもある経理をもっとかんたんにの名の如く、経験者の方はもちろん、初心者の方にも使いやすいという声が多い会計ソフトとなっています。
②起業・開業したての方
サポート体制がかなり手厚いことがお分かりいただけたかと思います。操作のみでなく業務の相談もできる弥生会計オンラインは起業・開業したての個人事業主の方におすすめと言えます。
③手軽さ・利便性を重視する方
未経験の方は特に、かんたんで手軽で便利なソフトにしたいと思われるのではないでしょうか。そんな方にかんたんで優しい弥生会計オンラインをおすすめします。
3つのプランを比較!サポートの違いが最大のカギ!?
機能を比較してみると違いはないので、サポート機能がどこまで必要かがカギになります。サポートはなくてもいいか、それともサポートが充実している方がいいか、それぞれのプランの違いを比較してどのプランが良いか、優先すべきところがどこかによって選ぶプランが変わってきますね。
個人事業主の方にとって大変な作業だった確定申告が、青色申告や白色申告の確定申告用ソフトを使うことによって、従来のe‐Taxよりも簡単に進めることができるのでおすすめです。
また青色申告オンラインは最大2か月間一部機能を無料で試すことができる無料体験版もあります。
そして無料キャンペーンサービスを利用して、弥生のオンラインソフトが自分に合っているか確かめることもできます。できる限りの経費削減、時間の確保が両方叶う忙しい個人事業主の方はこの機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。