確定申告のために導入した会計王が、使いにくいと感じる個人事業主も多いのではないでしょうか?
実は筆者も会計王を使ったことがある元ユーザーです。
本記事では「会計ソフト会計王が使いにくいと評判の理由」について解説していきます。これから会計王の導入を考えている方も、ご利用されている方もぜひ最後までお読みください。
会計王|使いにくいと評判の理由は?
会計王は「使いにくい」と評判です。会計王を利用しているユーザーが使いにくいと感じている代表的な理由を5つご紹介します。
①インストール型のため初期設定がめんどくさい
会計ソフトはインストール型とクラウド型の2種類にわかれます。
インストール型とはソフトをパソコンにダウンロードするタイプのものでパッケージ型とも呼ばれます。インストール型の会計ソフトはクラウド型が誕生する前から使われていました。
クラウド型とは会計ソフトをクラウド化し、データをサーバーで管理するシステムのことです。インストール型で手間に感じるソフトのダウンロードや初期セットアップが必要ありません。
会計王はインストール型であるため、初期設定がめんどくさかったり、パソコンを買い替えたときに再度設定をすることが手間との評判です。
②使い方を発信している記事が少ない
会計王はfreeeなどの会計ソフトと比較をすると、ユーザーの数も少ないため、使い方を図解したり動画で説明している情報が得にくいです。
そのため、使い方を調べた時に具体的な操作方法などを紹介している情報を見つけにくいことが使いにくいと評判です。
③UI(デザイン)がイケてない
会計王は良くも悪くも昔から使われてきた会計ソフトのため、freeeなどと比較をすると、デザインで視覚的に操作することが難しいです。
そのため、操作を覚えるまでに時間がかかり、使いにくいとの評判となっています。
④Macに対応していない
会計王はMacに対応していません。そのため、パソコンの買い替えであったり、Macユーザーからは使いにくいとの評判です。そもそも新しいパソコンを購入しないといけない個人事業主には会計王はおすすめできないですね。
⑤クラウド上での共有ができない
会計王はインストール型の会計ソフトであるため、クラウド上での共有ができません。そのため、税理士さんとの連携や、他のパソコンとの連携ができません。
クラウド型の会計ソフトであれば、複数のパソコンでも連携が可能ですので、会計王に切り替えた個人事業主は特に使いにくいと感じているみたいです。
会計王|ツイッターでの評判は?
会計王のツイッターでの評判は良いのでしょうか?会計王の評判について呟いているツイートをまとめました!
会計王は使いにくいとう評判通りでした。
個人的に最後のツイートは少し言い過ぎな気がします。
会計王の料金プランは?
会計王の料金プランは大きく分けると2つあります。買い切り型の会計ソフトになるので、基本価格とオプションの2つに費用がかかります。評判についても解説していきます。
種別 | 利用内容 | 費用 |
会計王ソフト | 会計王を活用しての確定申告 | 44,000円 |
バリューサポート | サポートセンター 次期製品無料提供 | 33,000円/月 ※初年度無料 |
無料トライヤル | 30日間無料で使うことができる | 無料 |
無料相談会 | 全国の家電量販店で実施 | 無料 |
他の会計ソフトとしても、買い切りの会計ソフトのため高額であるのが会計王の特徴です。
会計王で確定申告をするんだ!と絶対的な決意を持って購入するお客様へはおすすめですが、初めて会計ソフトの導入を考えているようなお客様へはおすすめできないと評判です。
会計王と他の会計ソフトの比較は?
実は筆者も会計王を使ったことがあるのですが、インストールから使いにくいと感じ、操作も難しかったです。結論から言うと「freee」が最も使いやすく自信を持っておすすめできます。
freeeも使いやすく人気な会計ソフトと評判があるので、ぜひ使ってみてくださいね。
比較ポイント①利用者数
利用者数は、会計ソフトを選ぶうえで重要なポイントです。
なぜなら利用者数が多いほど、出回っている情報も多いからです。利用者数が少ない会計ソフトは、情報も少ない傾向にあり、わからないことがあった時に解決策が探せない場合もあります。
この観点でいうと、freeeに軍配が上がります。freeeは『クラウド会計ソフトの法人導入実態調査』で、シェアNO.1に輝いているほどユーザーの多い会計ソフトです。
会計王も会計ソフトのなかでは人気との評判ですが、まだまたメジャーなソフトではないため、ネット上での情報はそこまで多くありません。
比較ポイント②金融機関との連携
金融機関との連携数も比較するうえでは大切なポイントです。
会計ソフトでは銀行やクレジットカードなど連携すべき情報がたくさんあります。
そんな時に金融機関と連携ができる数が多いと便利です。連携できない金融機関が1つでもあると使いにくいと感じてしまうでしょう。
結論からお伝えをすると会計王とfreeeでは、freeeの方が多くの金融機関と連携することが可能です。
比較ポイント③価格と無料体験版の有無
会計王は買い切り版、freeeはサブスクリプションとなっており、支払い方法が異なります。
まず、買い切り版の会計王の価格は次のとおりです。
会計王(1アカウント):44,000円
freeeは、スタータープランとスタンダードプラン、プレミアムプランを月額制で利用できます。
スタータープラン:980円/月
スタンダードプラン:1,980円/月
プレミアムプラン:3,316円/月
freeeには無料体験版が用意されており、30日間無料で利用することができます。
freeeは評判も良く利用者も多い会計ソフトなのでおすすめできる会計ソフトです。
freeeの無料体験版について
前述したようにfreeeは、30日間の無料体験版があるので、気になる人は試してみましょう!その際に以下の注意点も併せて覚えておきましょう。
- 無料体験後は有料プランへ切り替えの申請をしないと使えない
- 一度でも体験版を利用したことのあるメールアドレスでは、利用できない
freeeを無料で利用する導入方法はこちらで詳しく紹介しています。
会計王以外の会計ソフトも体験してみよう!
会計王も万能な会計ソフトですが、自分が使いにくいと感じないような会計ソフトを選ぶことがなにより大切です。
いざ会計ソフトを体験してみると、使いやすさや違和感などを仕訳中に感じることができます。そのため、最も自分に合った会計ソフトを選ぶ意味でも、事前に評判を調べてまずは気になった会計ソフトから無料期間を活用して体験してみましょう!